法事の準備について
2023-05-05
こんにちは、田中仏光堂です。
最近店頭で法事を行う際に「どのような準備をしたらいいの?」
と尋ねされる機会が増えましたので、今回はそちらについてまとめてみようと思います。
<お家で行う場合>
①日時を決めましょう
法事を行う日時をお寺様と相談して決めましょう。前もって余裕をもって決めておかれるといいでしょう。
法事の日時が決まると近親者に案内状を出します。
②お仏壇の中を掃除して綺麗にしましょう
お仏壇を綺麗にして法事の日を迎えましょう。毛払いでほこりをはたいたり、クロスで内部を拭いたりします。
古くなったり、傷んでいる仏具がある場合は事前に交換されるといいでしょう。
③祭壇を飾りましょう
祭壇がお家にある場合は、祭壇を飾りましょう。特に一周忌や三回忌など、ご葬儀後の年忌が浅い法要は
祭壇をお飾りして行うといいでしょう。※浄土真宗の方は飾りません。
④法事当日はお仏壇のお飾りをしましょう
法事当日はお坊様が来られる前に、お仏壇や祭壇のお飾りをしましょう。基本的には、
お花(シキビ、とげがないお花など)、ろうそく、ご飯、お茶、お供え物(果物、お菓子など)になります。
霊具膳もご用意しましょう。(浄土真宗の方は霊具膳は不要です。)
お焼香の道具(香炉や抹香、火つけの炭)なども準備をされておくと丁寧です。
お数珠のご用意も忘れずに。
⑤お坊様への御布施をご用意しましょう。
御布施は一般的には法要後にお渡しします。そのまま手渡しではなく、お盆などにのせたり、
袱紗に包んだりしてお渡ししましょう。表書きは「御布施」になります。「御車代」「御膳料」も一緒にお渡しします。
⑥会食の準備
法要後、会食をされる場合は場所を予約しておきましょう。会食をされない場合は、出席者に折詰を持って帰って頂く場合もあります。
<お寺様で行う場合>
お家でされる場合と基本的な流れは変わりません。御本尊様へのお供え物(お花、お菓子、お線香など)をご用意しましょう。
お位牌をお持ちすることも忘れないようにしましょう。
上記はあくまで一般的なご説明です。ご不明な点などございましたら、店頭もしくは菩提寺のお寺様へご相談ください。