【保存版 秋のお彼岸について ~今治・西条編~】
2017-09-11
こんにちは、田中仏光堂です。
今年の秋の彼岸入りは2017年9月20日(水)です。
でも秋のお彼岸ってどのように過ごせばいいの?と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
今日は秋のお彼岸について、今治・西条地域でよくお尋ねされる点を中心にご説明させていただきます。
【1】 そもそも秋のお彼岸とは
仏教では、ご先祖様のいる世界「極楽浄土」を「彼岸(ひがん)」といい、私達のいる世界を「此岸(しがん)」といいます。
「彼岸」は西に位置し、「此岸」は東に位置するとされています。9月の秋分の日は太陽が真東からのぼり、真西に沈むので、
彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ、この時期に先祖供養をするようになりました。
ですので、ざっくりとした表現になりますが、秋のお彼岸とは故人をしのび、先祖供養をする行事ということになります。
【2】 具体的にどんなことをするの?
地域によって違いはありますが、今治・西条地域では秋のお彼岸はお仏壇・お墓をきれいに掃除されて迎えることが多いようです。
丁寧に迎えられるお家によっては、祭壇を出してお飾りされるところもあります。
お仏壇には「おはぎ」をお供えし、きれいなお花で飾りましょう。
飾るお花に特にきまりはありませんが、とげのあるお花や花粉の出るお花は避けられるといいでしょう。
お墓参りに行く日程は特に決まりはありませんが、できればお彼岸の期間中に行きたいものです。
お彼岸だから特別なことをする必要はありませんが、いつもより手厚くお参りされるといいでしょう。
お墓に水をかえたり、雑草をぬいたり、故人やご先祖さまを改めて感じられる時間を大切にしましょう。
お墓参りをしたり、お仏壇を掃除したりすることで、お彼岸の間は感謝やご縁を改めて感じながら、
同時にご先祖様や大切な家族のことを考える機会にしてみてはいかがでしょうか。
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