お仏壇屋さんの立場からお家での過ごし方の5つのご提案
2020-04-11
こんにちは、田中仏光堂です。
新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、私たちの生活にも多大な影響が出ています。
お家で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
ただ、お家で過ごすにも中々時間をつぶすことって難しいですよね。
ずっと閉じこもっていると気分も滅入ってきます。
今回のブログでは、お仏壇屋さんの立場から時間を有意義に
使える5つのご提案をご紹介いたします。
【お香を焚く】
お香には沈静作用やリラックス効果があります。
そのため高ぶった神経を静めたり、不安な気持ちを落ち着かせたりといった作用があります。
また白檀、沈香などの自然由来の香料には自律神経を整え、免疫力を高める効果が期待できます。
お香には消臭効果があり、お部屋の嫌な臭いを消してくれる効果もありますので、
一度試してみてください。
【写経・写仏をする】
家にいる時間が増えるこのタイミングに写経にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
字の練習にもなりますし、達成感もあります。
静かに落ち着いた空間で写経を行うことで、心に安らぎも覚えます。
何かと不安を感じがちな今、写経を行ってみるのもいいかもしれません。
仏様のお姿を描く写仏もおすすめです。
【瞑想をする】
瞑想をしてみることもおすすめの時間の使い方です。
瞑想にはストレスの軽減や集中力の向上、不安解消につながったりなどの
効果が科学的に立証されています。
アップルの創業者であるスティーブジョブズも生活に取り入れていたのは有名な話。
ネガティブな情報が過度に入ってきやすい今の状況では、
頭を空っぽにする時間を作ってみるのもいいかもしれません。
スマホで瞑想アプリもたくさん見つかります。
実践する際はこちらを活用されてみてもいいでしょう。
また、瞑想を行う際はろうそくを使用することもおすすめです。
ろうそくの炎はまっすぐ燃えているわけではなく、
微妙なゆらぎがあり、(1/fのゆらぎといいます)
人間の脳をアルファ波に導く働きがあります。
※実践される際は火の始末だけはお気を付けください。
【お花を飾る】
仏事ではお供えとして使われることの多いお花。
お部屋に飾ると、気分が落ち込んでいるときにはリフレッシュ効果、
ストレスを感じているときにはリラックス効果があるといわれています。
お部屋の中に季節感も生まれますし、ちょっとした模様替えにもおすすめです。
【仏教書を読んでみる】
お家にいる時間が増える今こそ、おすすめしたいのが読書。
お仏壇屋さんの立場からすると仏教書をおすすめします。
仏教書と聞くと少し難しそうな印象をうけますが、昨今ではわかりやすくかみ砕いて
書かれている本も多く出ています。
仏教には哲学的な側面も多分にあり、「より良い人生を送るためのヒント」に
なりそうなこともたくさんあります。
ぜひこの機会にチャレンジして頂きたいなと思います。
いかがでしたでしょうか。
今お仏壇屋さんの立場からご自宅での時間の過ごし方について提案をさせていただきました。
今の状況がいつ収束するかはわかりませんが、必ず平穏な日常は戻ってきます。
それまでの間、心身の健康を保って日常生活を送るためのヒントになればこれ以上嬉しいことはありません。