職人・技について
受け継がれる伝統と技術
そのひとつひとつの様式に、祈りのこころや大切な人への想いが込められたお仏壇や仏具の数々。大切なものだからこそ、ずっと愛着を持ってお使い頂きたい…。そのような想いのもと、田中仏光堂は全国さまざまな工房と提携し、確かな品質のものをお届けしています。
ここではほんの少しですが、当店を支える「技」についてご紹介いたします。
買い付け
木は一本一本表情も姿かたちも違います。個性さまざまな木の中から、お仏壇・仏具に適した木材を見極めています。
製材
厳選した木材を部位に適した大きさに製材します。この仕事が製品の良し悪しに影響します。
金箔
金箔の厚みはおよそ1 万分の1mm。吹けば飛んでいってしまうほどの厚さです。それらを丁寧に貼りこんで、綺麗に装飾することは熟練の技が要求されます。
蒔絵
思わずため息がでてしまいそうな美しい色使い。蒔絵は漆で下絵を描き込んで、その上に金粉や色粉を蒔いて絵を描いていく技術です。一つ一つ丁寧に、熟練の蒔絵師が描いています。
漆
2000年以上の歴史を持つといわれる漆。漆を塗り、加工をすることで耐久性をもたせ、深い光沢を放ち、艶のある美しい見た目に仕上がります。乾かしては、塗り、磨きという工程を繰り返す非常に根気と集中力が求められる作業です。
組立
出来上がったお仏壇の部品を一品一品組み上げて、一本のお仏壇が出来上がります。最終的に細かな傷がないか、扉や彫刻などに不具合がないかなどの入念な検品を行います。厳しい検品に通過したお仏壇がお客様のもとに届きます。